ビットコイン対応店急増年内にも5倍2万ヵ所

日本経済新聞で「ビットコイン対応店急増年内にも5倍の2万カ所に」との注目の記事が1月24日に出ていましたので紹介します。

インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」が普及し始めている。国内でビットコインを支払いに使える店舗は2017年中にも現在の約5倍の2万カ所まで増える見通しだ。海外では10万カ所以上で使えるなど急拡大しており、訪日外国人の増加に対応するために、小売店などが導入するケースが増えているようだ。

銀座沼津港画像

ビットコインの使える店 都内の回転寿司屋 銀座沼津港(日本経済新聞)

ビットコイン対応店急増年内にも5倍の2万カ所に 訪日客向けに導入相次ぐ 日本経済新聞

東京オリンピック開催が決まってから、東京オリンピックは日本のビットコインの普及や発展には追い風になりそうとは思っていたのですが、やはり政府もオリンピック開催までに外国人訪日客の決済の利便性を向上させようとしているようです。

その中でも、両替の必要がなく為替手数料の掛からないビットコインは、外国人旅行客の支払い手段として重宝されそうですので、今後の展開が楽しみです。

去年は改正資金決済法が可決され、法整備も整ってきておりますので、今年は日本でもいよいよビットコインの使える店が増えてきそうです。

 

楽天の海外マーケットプレイスでビットコインによる支払いが可能に

2015年3月17日、楽天株式会社のホームページで下記の予定でビットコインを決済手段として導入する予定ということが公表されています。

- 米Bitnet社を通じ、より安全で便利な決済を提供 -

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」)は、米国Bitnet Technologies(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下「Bitnet社」)が提供している決済処理プラットフォームを楽天の海外マーケットプレイスに統合し、新たな決済手段としてビットコインを導入することになりましたのでお知らせいたします。ビットコインによる決済は、まず米国のRakuten.com(ラクテン・ドット・コム)に導入し、ドイツのRakuten.de(ラクテン・ドット・ディーイー)オーストリアのRakuten.at(ラクテン・ドット・エイティー)にも今年中をめどに導入する予定です。

Bitnet社の決済処理プラットフォームを海外マーケットプレイスに統合することにより、楽天はビットコインを決済手段として導入する世界最大規模のe-コマース企業となりますビットコインの導入で、楽天はユーザーに対して安全性が高く、便利な決済手段を提供することができると同時に、楽天のグローバルマーケットに出店している店舗にも「国際取引手数料がない」、「価格変動に影響されない」、「詐欺やリスクや支払拒否がない」といったデジタル通貨がもたらすメリットを享受でき、グローバルでの競争力が高まります。

ビットコインの導入により出店店舗の国際競争力が強化され、「インターネットを通じて人々と社会をエンパワーする(力を与える)」という楽天のビジョンを後押しするとともに、決済の安全性、プライバシー保護、簡便性を向上させることで社会をより豊かにできるものと期待しています。これが昨年楽天がBitnet社に資本参加した理由の一つであり、Bitnet社と楽天は今後も世界をエンパワーし続けるべく協力してまいります。

ということで、既に米国の楽天ではビットコイン決済を導入しています。

日本でも早くビットコインでの決済が始まって欲しいものです。