日本の取引所が世界全体のビットコイン取引高の約半分を占める
今年の始め、「与沢翼さんのビットコインの見解動画を見ての感想」についてご紹介しました。
こちらの与沢翼さんのビットコインの見解動画を見ての私の感想を記事にしましたが、この動画の中で与沢氏からビットコインの取引高の話があり、98%は中国で取引されているという誇張した取引高が出ていました。
しかし、今やその話の状況も一変してきていて、なんと日本のbitFlyerが世界のビットコイン取引所の出来高ランキングで1位、そしてZaifが4位と日本の取引所が世界全体のビットコイン取引高の約50%を占める状況となっています。
Bitcoin Exchanges Volume Ranking – Coinhills
中国の取引高激減、日本の取引高急増
これは中国人民銀行のビットコインの3大取引所(BTCC、OKCoin、Huobi)への規制の影響が大きく、3大取引所が信用取引を停止すると共に、現物取引手数料を0.2%としたことが大きく出来高に影響しています。
これにより、中国のビットコイン取引高は激減、そして時を同じくして日本のビットコイン取引所の取引高が急増となっています。
下記はlivedoorニュースよりの抜粋。
2月12日の日本におけるビットコイン取引高が全世界の取引高の48.2%を占めた。中国は21.86%に過ぎず、日本での取引高が中国の2倍になったという。
さらに日本のbitFlyerでは、2月13日の1日の取引高が6万9000BTCとなり、第2位のシンガポールのQuoineと第3位の中国のOKCoinの取引所の取引高合計よりも多くなった。
ということで、既に中国に変わり、日本がビットコイン市場で大きな影響力を持つ状況となっています。
日本がビットコイン取引高で世界一となり、今春には仮想通貨規制法も施工される予定ということで、今後日本で広くビットコインの普及が進む下地が整ってきたと言えそうです。