拡張現実による人々の価値観の変化とビットコイン

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今回はこのソードアート・オンライン オーディナル・スケールを見てきたので、それとビットコインについての話をしていきたいと思います。

ソードアートオンラインの世界では、フルダイブ型の仮想現実(VR)の世界とリンクするためのガジェットであるナーヴギアやアミスフィアの技術が先で、今回の映画の拡張現実(AR)の世界とリンクするためのガジェットであるオーグマーへと進化しています。

 

しかし現実では、拡張現実の世界が先に進化してくるのではないかと私は予想しています。

今の仮想現実を体感することができるPlaystationVRは、ヘッドセットを通して色々なことを疑似体験し経験を積むことができるもので、今後も教育やアミューズメントパーク等色々なところで活用されるといくと思います。

 

それに対し現在、拡張現実として代表的なものと言えば、ポケモンGOです。

拡張現実では、現実に存在しないものをガジェットを通して見ることができます。

オーグマーのような何かを通して見るような仕組みになっていないものは、まだまだ実現は不可能だと思いますが、メガネタイプのものでレンズ部分に現実に合わせた拡張的な情報を表現するガジェットは、今後すぐに出てくるのではないかと思います。

モニターに映像を映すように、メガネタイプのレンズ部分に映像を映すのは既に技術的に可能なので、こちらの方が実用が早いのではないかと思います。

現在でも使われ始めている拡張現実の世界がより身近になることで、人々の仮想世界への考え方がこう変わりそうということを想像してみました。

 

拡張現実は必ず当たり前になる

まず、拡張現実が今後どうなるかですが、私は必ず拡張現実の世界は広まっていくと考えています。

拡張現実は便利で効率が良いからです。

拡張現実では、現実には見えないものを何かしらの媒体を通して見ることで、見えるようにします。

これはまさにポケモンGOの世界がそうで、現実にはそこにいないポケモンというデジタルデータをスマホを通せば見ることが可能になります。

この見えないものを見ることができる、このメリットは凄まじいです

例えば信号機や標識、これらのものは単なるサインなので、認識さえできれば問題ありません。

なので拡張現実の世界が広がることで、信号機や標識は不要となります。

そうなると、この信号機や標識等は設置しなくて良くなり、その分の労力や製造費、維持費、電気代が不要となります。

そして、これは車が空を飛ぶ時代になった時の、信号や標識、道などの問題も解決します。

 

また見通しの悪い交差点等でも拡張現実の世界では、人が来ている、自転車が来ている、車が来ている等の情報をガジェットを通して得ることができます。

これにより、出会い頭の衝突事故等の危険も回避することができます

 

またお店とかでも簡素化が進み、外装や看板、メニュー等をなるべく電子化したりして、他店より設備投資を安く抑え、その分安くサービスを提供することで他店との競争を有利にする店も出てくると思います。

今のインターネットが当たり前になり、Amazonや楽天などのネット上の仮想商店のような効率的な店舗が人々の間で広く受けれいられるようになったように、現実でも拡張現実により同じ流れになってくると思います。

 

拡張現実の広がりが、人々の仮想世界への価値観を変化させる

拡張現実が受け入れられてくるとだんだんと仮想世界への人々の価値観も変わってくると思います。

当時ポケモンGOが話題となり、みんなが熱狂してポケモンを集めたように、人は具現化され、より認識しやすくなることで、それを受け入れやすくなります

これはビットコイン等のデジタル通貨も同じで、今後拡張現実の世界がより身近になりビットコインも具現化され、人々により認識されやすくなることで、その価値をさらに高めていくと予想します。

 

近い将来、拡張現実の世界が身近になっていくと、人々の価値観も変わっていき、例えそれがデジタルデータであっても、だんだんと現実と同じように認識するようになり、人々はそれに価値を見出していくのではないかと思います。

例えば電子ペットでも、それが電子データだと分かっていても、リアルに具現化されることで、現実のものと同じように感じられ、そこに愛情が湧き、その飼い主にとって価値あるものになっていくのではないかと考えます。

この拡張現実の世界が浸透することで、だんだんと仮想世界のものも現実世界のものと同様に認められはじめ、仮想と現実の狭間がなくなっていき、人々は仮想世界のものへの価値観を変え、受け入れていくのではないかと思います。

そのデジタルデータへの価値観の変化のきっかけが、まさに拡張現実の世界になりそうだと感じました。