ビットコイン投資戦略

今回は自分のビットコイン投資戦略について書きたいと思います。

ハードフォークでも揺るがないビットコインの投資方針と投資戦略

まず私は、ビットコインの現物に長期投資という投資方針なので、短期的なビットコインの価格の変動が起こっても一切ビットコインを売るということは考えていません。

その理由は、

という２つの大きな理由があります。

法定通貨が異常な金融政策を始めたからビットコインに投資した

ビットコインナーの中には、今回のハードフォーク問題でビットコインを手放した人もいるかもしれませんが、私はＦＸや金融関係が好きで、そちらの情報から円やドル、ユーロ等の法定通貨の方がビットコインと比べて信用できないと思っているので、せっかく信用できるかもしれないビットコインを手に入れたのに、わざわざ信用できない法定通貨に戻す合理的な理由が見つからないためビットコインは一切売っていません。

この辺は、私がビットコインに投資する理由で記載していますが、元々ビットコインに投資し始めた理由が、リーマンショック後のＦＲＢの大規模な金融緩和政策や日銀の異次元緩和政策で、特に日銀の異次元緩和政策には既にまともな出口がなさそうなので、自分の資産を何かに換え守らなければということで、ビットコイン投資を開始しました。

イーサリアムハードフォークの教訓からビットコインは売らない

今回のビットコインのハードフォーク問題では、ビットコインを法定通貨に換えるという選択肢の他に、一時的にアルトコインに換えるという選択肢もありますが、私はイーサリアムのハードフォークの前にイーサリアムを売ってしまい、その後イーサリアム・クラシックを買うというミスを犯してしまいました。

この時イーサリアム売らずにそのまま持っていれば、イーサリアム・クラシックも自動的に得られたということを後から知って後悔した経験があるので、今回はビットコインがハードフォークするとしてもビットコインをアルトコインに換えたりはしません。

ビットコインハードフォークと淡い期待

そして、もしかしてと期待しているのは、ビットコインがハードフォークすれば、「現在停滞中のsegwit等の承認等、開発が大きく進展する」との期待から、ハードフォークをきっかけにビットコインの価格が爆上げするのではないかと、淡い期待を持っています。

また将来的に見れば、ビットコインが使われずに他のアルトコインが世の中で使われているという未来が自分には想像できないこと、もしアルトコインに換えてしまいハードフォーク後に一気にビットコインが値上がりしてしまい、買うに買えない状態になってしまったら後悔しても後悔しきれないということで、結局本命のビットコインで持っていようという結論に至りました。

THE DAO問題以前は、イーサリアムにも投資していた

以前はビットコインの他にイーサリアムにも投資していましたが、THE DAO事件のイーサリアム開発側の酷い対応に失望し、イーサリアムはすべて売却しました。（イーサリアムに投資しなくなった理由参照）

イーサリアムハードフォーク時に、自分と同じくイーサリアムのハードフォークの対応を良しとせず、イーサリアムから分裂した本来のイーサリアムであるイーサリアム・クラッシックが誕生しました。

このイーサリアム・クラシックを応援しようとイーサリアム・クラシックに投資していましたが、イーサリアム・クラシックは開発が進まず、価格はダダ下がりだったので、今回のビットコインのハードフォーク問題で一時的なアルトコインバブルが到来し、当時のBTC/ETCのレートに近づいていたので、ビットコインからイーサリアム・クラシックに換えていた５BTCを回収しました。

そして、現在保有しているのはビットコインのみとなっています。

開発者の価値が通貨の価値を決める

このイーサリアムのハードフォーク、そしてその後のイーサリアム・クラシックの誕生と価格の下落で学んだことは、イーサリアムよりイーサリアム・クラシックの方が色んな意味で正統なイーサリアムだとは思いますが、結局優秀な開発者がその仮想通貨を支えているかどうかということが、長期的には重要なんだということを学びました。

ビットコインの強み

この優秀な技術者、開発者という点でもビットコインは、他のアルトコインより優れています。

ビットコインには、どのアルトコインより多くの優秀な技術者や開発者、研究者が集い、日々改良を重ねています。

そして、私はこの多くの優秀な技術者や開発者、研究者が努力を重ね、ビットコインをより良いものにしていこうという、この環境にこそビットコイン本来の強みと価値があると感じています。

 

さらにビットコインは、他のアルトコインとは比べものにならないくらいのインフラ投資が行われています。
このインフラ投資のバックアップもあり、今後も普及が進んでいきそうです。（ビットコイン対応店急増年内にも５倍の２万ヵ所に参照）

ビットコインでもアルトコインの長所をいくらでも備えることは可能

現在、ビットコインに対抗しようと多くのアルトコインが開発され、その特徴がいかにビットコインに勝っているかが説明されていますが、ビットコインはプログラム可能な通貨なので、いずれはアルトコインの特徴も備えてしまうことも可能です。

なので、現状どこが優れているとかはあまり関係なく、多くの優秀な技術者たちが集うビットコインに投資するのが一番良いのではないかということで、ビットコインに投資しています。