
もう既にみなさんもご存じのように、ウィンクルボス兄弟のビットコインETFは、残念ながら認可されませんでした。
それに伴いビットコイン相場は一時的に落ちましたが、予想より小さい下落となりました。

この辺の詳細は、こちらの記事で記載しました。
ウィンクルボス兄弟のビットコインETF認可ならず
私はここ最近のビットコインの価格上昇は、明らかにビットコインETFへの期待感からの上昇だと思っていました。
しかし、実際にここのところの価格上昇を見ていると、これは違いそうです。
理由は、ここ最近の価格上昇がビットコインETFへの期待感からの上昇であったなら、もう少しショックが相場に長く続くはずだからです。
たとえ回復しても13万円半ばくらいまでで、12万円~13万円半ばのレンジ相場になるだろうと思います。

それが発表からわずか2日足らずで、発表前の価格である14万円半ばまで戻してしまうというのは、ETFの期待感からの買いが主要因ではなかった可能性が高いです。
そして、期待されていたETF拒否でもこの力強い値動きとなると、相場はまだまだ強気の動きとなりそうというのが私の予想です。
但しリスク要因もあります。
それは、ビットコインのスケーラビリティーの問題で、ビットコイン開発のCoreとunlimitedが対立していることです。
これによりSegwitが承認されず、頓挫している状態です。
現在も25%付近をうろうろしています。

さらにこの問題から、ハードフォークにもつれ込む可能性もあります。
ここら辺は強い下落リスクとなりそうですので、今後ともスケーラビリティー問題の動向には注意が必要です。